1. [誤り]サルモネラ菌は感染侵入型の食中毒を起こし、肉・卵・乳製品が原因食品となる。主な症状は水様便、腹痛、発熱であり、神経症状は呈さない。潜伏期間は6〜48時間である。
2. [正解]ボツリヌス菌は毒素型食中毒の原因菌である。ボツリヌス毒素は神経筋接合部においてアセチルコリンの放出を阻害し、弛緩性麻痺を引き起こす。教科書にも「視力低下・複視・眼瞼下垂・瞳孔散大などの眼症状、発語障害・嚥下障害・呼吸困難などの球麻痺症状」と記載されている。いずし・真空包装食品が原因食品となり、80度30分または100度1分で毒素は不活性化される。
3. [誤り]腸炎ビブリオは感染侵入型の食中毒を起こし、生魚介類が原因食品となる。主な症状は激しい水様便と腹痛であり、神経症状は呈さない。潜伏期間は10〜20時間である。
4. [誤り]カンピロバクターは感染侵入型の食中毒を起こし、鶏肉・水が原因食品となる。主な症状は水様便、腹痛、発熱であり、球麻痺症状は生じない。潜伏期間は2〜7日と比較的長い。