1. [誤り]迷路(内耳)は平衡感覚を司る器官であり、その障害はめまいの代表的原因である。
良性発作性頭位めまい症やメニエール病などが末梢性めまいの代表疾患であり、正しい記述である。
2. [誤り]前庭神経は平衡覚を伝える神経であり、前庭神経炎などの障害はめまいの原因となる。
前庭神経炎では急性の回転性めまいが数日間持続する。正しい記述である。
3. [誤り]小脳は平衡機能の中枢であり、小脳出血や小脳梗塞などの小脳疾患は中枢性めまいの原因となる。
中枢性めまいは末梢性に比べて眼振の方向が一定でないことが多い。正しい記述である。
4. [正解]三叉神経痛は顔面の激しい電撃様疼痛を主症状とする疾患であり、めまいの原因とはならない。
三叉神経は顔面の知覚と咀嚼筋の運動を支配する神経であり、平衡覚には関与しない。
めまいは前庭迷路系(末梢性)や脳幹・小脳(中枢性)の障害で生じるが、三叉神経系は関係しない。