第10章 血液・造血器疾患 / A. 赤血球疾患
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Question
問題 973 低色素性貧血はどれか。
  1. 1鉄欠乏性貧血正解!
  2. 2巨赤芽球性貧血不正解
  3. 3溶血性貧血不正解
  4. 4再生不良性貧血不正解
Explanation
解説
1. [正解]鉄欠乏性貧血はヘモグロビン合成に必須の鉄が不足するため、赤血球内のヘモグロビン濃度が低下し、低色素性貧血(小球性低色素性貧血)を呈する。MCH、MCHCが低下する。
2. [誤り]巨赤芽球性貧血はビタミンB12や葉酸の欠乏により核の成熟障害が起こるが、ヘモグロビン濃度は正常であり、大球性正色素性貧血を呈する。低色素性ではない。
3. [誤り]溶血性貧血は赤血球の寿命短縮により破壊が亢進する貧血であり、正球性正色素性貧血を呈する。ヘモグロビン濃度は正常である。
4. [誤り]再生不良性貧血は骨髄の造血機能低下による汎血球減少症であり、正球性正色素性貧血を呈する。低色素性貧血ではない。
Key Points
ポイント
  • 低色素性貧血は鉄欠乏性貧血に特徴的であり、ヘモグロビン合成障害による。
  • 貧血の形態分類は診断の手がかりとなる:低色素性(鉄欠乏性)、正色素性(溶血性、再生不良性)、大球性(巨赤芽球性)。
  • 重要用語: 低色素性貧血、MCH、MCHC を正確に理解しておくこと。
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