第09章 循環器疾患 / D. 血圧異常
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Question
問題 934 パーキンソン病について誤っている記述はどれか。
  1. 150~60 歳代で初発する。不正解
  2. 2手指振戦は通常左右同時に出現する。正解!
  3. 3進行すると前傾前屈姿勢となる。不正解
  4. 4種々の自律神経症状がみられる。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]パーキンソン病は50〜60歳代に好発する中高年の神経変性疾患である。中脳黒質のドパミン産生神経細胞の変性・脱落により、線条体のドパミン不足が生じ、錐体外路症状が出現する。
2. [正解]パーキンソン病の手指振戦は通常一側(片側)から始まり、経過とともに対側にも出現するのが特徴である。「左右同時に出現する」は誤りである。一側性の発症は本症の重要な臨床的特徴であり、両側同時に出現する場合はパーキンソン病以外の疾患(パーキンソン症候群など)を考慮する必要がある。
3. [誤り]パーキンソン病が進行すると姿勢反射障害により前傾前屈姿勢(camptocormia)となる。歩行は小刻み歩行、すくみ足、突進現象などの特徴的な歩行障害を呈し、転倒の危険が高まる。
4. [誤り]パーキンソン病では運動症状のほかに、便秘、起立性低血圧、排尿障害、発汗異常、脂漏性顔貌などの種々の自律神経症状がみられる。これらの非運動症状は生活の質(QOL)に大きく影響する。
Key Points
ポイント
  • パーキンソン病の四大症状:安静時振戦、筋固縮、無動・寡動、姿勢反射障害。振戦は一側から始まるのが特徴であり、左右同時出現は誤り。
  • 非運動症状(自律神経症状、うつ、認知機能低下、REM睡眠行動障害)も重要な症状である。
  • 重要用語: パーキンソン病, 安静時振戦, 一側性発症, 前傾前屈姿勢, 自律神経症状 を正確に理解しておくこと。
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