第09章 循環器疾患 / A. 心臓疾患
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Question
問題 866 ファロー四徴症で認められないのはどれか。
  1. 1肺動脈狭窄不正解
  2. 2大動脈騎乗不正解
  3. 3右室肥大不正解
  4. 4大血管転位正解!
Explanation
解説
1. [誤り]正しい(ファロー四徴症の構成要素)。肺動脈狭窄はファロー四徴症の4つの異常の一つであり、右室流出路(肺動脈弁部)の狭窄により右室から肺動脈への血流が障害される。この狭窄により右室圧が上昇し、右室肥大をきたす。
2. [誤り]正しい(ファロー四徴症の構成要素)。大動脈騎乗は心室中隔欠損部に大動脈がまたがる状態である。大動脈が左室と右室の両方から血液を受け入れる位置にあり、右室からの静脈血が大動脈に流入する経路となる。これがチアノーゼの原因の一つとなる。
3. [誤り]正しい(ファロー四徴症の構成要素)。右室肥大は肺動脈狭窄による右室の圧負荷の結果として生じる。右室流出路の狭窄により右室圧が上昇し、代償的に右室壁が肥厚する。心電図で右室肥大所見が認められる。
4. [正解]**誤り(ファロー四徴症には含まれない)。** 大血管転位はファロー四徴症の構成要素には含まれず、別の先天性心疾患(完全大血管転位症)である。完全大血管転位症では大動脈が右室から、肺動脈が左室から起始する解剖学的異常がある。ファロー四徴症は肺動脈狭窄、心室中隔欠損、大動脈騎乗、右室肥大の4つの異常からなる。
Key Points
ポイント
  • ファロー四徴症は肺動脈狭窄、心室中隔欠損、大動脈騎乗、右室肥大の4つの異常からなる先天性心疾患である。
  • チアノーゼ性心疾患の中で最も頻度が高く、低酸素血症とチアノーゼが特徴的である。
  • 大血管転位は別の先天性心疾患であり、ファロー四徴症には含まれない。
  • 重要用語: ファロー四徴症, 肺動脈狭窄, 心室中隔欠損, 大動脈騎乗, 右室肥大 を正確に理解しておくこと。
構成要素病態
肺動脈狭窄右室流出路の狭窄
心室中隔欠損左右心室間の交通
大動脈騎乗大動脈が心室中隔上にまたがる
右室肥大肺動脈狭窄による圧負荷
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